一緒に仕事をしてきた麻宮好さんが、小説家としてデビューしました。
「月のスープのつくりかた」
主人公 美月は、結婚前に感じていた夫の姿と、本当の夫の姿がまったく違うこと気づく。そして、姑との軋轢に耐えられなくなったとき、婚家を飛び出した。
アルバイト先である個別指導塾の教室長 北條や、家庭教師として行くことになった倉橋家との関わりを通して、幸せとはなにかに気づいていく──。
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心理描写がとても丁寧で、麻宮さんが人間を非常によく見ていることが伝わってきます。
「なにもかも見透かされそうで、これから麻宮さんと話すのがこわいな」と感じてしまいました笑
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本の裏表紙には「悩み多き女性たちへ贈る、救済の物語」と紹介されています。
夫や姑のことで悩んでいる女性はもちろんのこと、女性がどんなことを考えているか知りたい男性にもおすすめです。