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あなたの原稿を最後まで読んでもらうための構成法

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ライターの仕事をしていると、編集者さんから「構成をしっかり考えてください」と言われることがあります。最近は滅多にありませんが、私も新人のころは時々注意されました。

この「構成」は、実は「文章全体の構成」、「段落内の構成」、「一文内の構成」の3つにわかれます。原稿を書くときに、まず直面するのは「文章全体の構成」です。ここを間違えると、時間をかけて書いた文章を丸ごと書き直すことになってしまします。新人さんは特につまずきがちですので、最初にしっかり練ってから原稿を書くよう心がけるといいでしょう。

ただし、原稿にはさまざまな種類があります。すべてを同じように構成することはできません。今回は、エンターテインメント色のあるWEBコラムに限って、基本的な考え方を書いてみたいと思います。この種類の原稿は増える一方なので、構成のコツを知っておくときっと役に立つときがくるでしょう。

3、スマートフォンとパソコン

紙媒体とWEB媒体の違い

文章は、あなたの持つ情報を読者に伝えるために書くものです。逆に言えば、誰にも読んでもらない文章は、この世に存在しないのと同じということになります。この点については、書籍や雑誌といった紙媒体でも、ポータルサイトのようなWEB媒体でもかわりないでしょう。ただし、両者には明確な違いがあります。

映画とテレビドラマについて考えてみましょう。

あなたは、映画の途中でシアターから退出したことがありますか? おそらく滅多にないのではないでしょうか。この理由として、事前に料金を支払って鑑賞していることがあげられます。「せっかくお金をかけているのだから、最後まで観ておこう」という心理が働くのですね。

テレビドラマの場合は、いつでもチャンネルを変えることができます。テレビを観るのにもお金はかかるのですが、特定の番組について支払っているわけではありません。そのため、おもしろくないものを無理して最後まで観る気にならないのでしょう。

ほかにも理由があるかもしれませんが、ある程度的を射ているのではないでしょうか。

こうして考えると、紙媒体とWEB媒体の違いもわかってきます。紙媒体の多くは有料で読むものです。当然、最後まで読んでもらえる可能性が高くなります。一方、WEB媒体は無料で読めるものが多く、おもしろくなければ簡単にウインドウを閉じることができます。紙媒体と比較すると、最後まで読んでもらえる可能性が低くなるのです。そうであれば、WEBコラムを書くときに意識すべきことは、おのずと決まってきます。

読者が途中で飽きない文章を書くこと。

読者が記事に飽きてウインドウを閉じてしまうことを「離脱」といいます。ライターであるあなたはこれを防ぐ原稿を書かなければいけません。では、最後まで文章を読んでもらうにはどうすればいいでしょうか。ここで大切なのが「構成」です。

4、コーヒーとパソコン

WEBライティングの基本とは

「おもしろい!」と感じる文章がどんなものかを考えると、離脱を防ぐ構成がわかります。おそらく、興味のあることや意外なネタばかりが書いてある文章に触れたとき、楽しんで最後まで読んでしまうのではないでしょうか。逆に、こうした内容がない文章は、最後まで読む気にならないということです。

最後まで読んでもらうための、構成のコツが見えてきました。重要なのは、出し惜しみをしないことです。

「これはおもしろいネタだから、最後に書こう」などと考えてはいけません。読者にとって必要な情報から書いていくのです。あらかじめ優先順位を決めておき、その順番通りに構成するといいですね。これだけで、最後まで読んでもらえる確率がかなり上がるでしょう。

ただし、同じWEBコラムでも、構成の方法は一つではありません。期待感をあおっておいて、おもしろいネタをあえて残しておく演出など、例外はたくさんあります。ここに書いたのはあくまで基本的な考え方です。原稿の種類やサイトの方針などによって、さまざまにアレンジするといいでしょう。

「段落内の構成」や「一文内の構成」については、別の機会に記事にしようと思います。今回もありがとうございました。

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